院試を始める第一歩が出願だと思います。出願書類を揃えたり、「研究について」といういわば研究計画書を書いたりなど、手間がかかる作業も多いので早めに準備しておくことをお勧めします。出願日程などのチェックは個人で行うことになるかと思いますが、遅れたりすることがないように、入念にチェックしてください。今までの出願と違い、皆が一斉で行うものではなく、周りに指摘してくれる人がいないかもしれません。出願できないとスタートラインにすら立つことが出来ません。
また、出願すると同時に専門課題Ⅱの科目の選択も行います。なので、この時期には過去問等をみて何の科目を選択するかを決めないといけないということです。専門課題Ⅱについては別記事に詳しく書いてありますので参考にしてみてください。
出願書類は手間がかかるものも多いですが、基本的に要項に従えば特に問題はないです。ただ、「研究について」という建築学専攻の指定する提出物は何を書いたらいいのかと疑問に思う人もいるかも知れません。
第一によく言われていることですが、「研究について」の内容は合否に関わってこないと言われています。(誰が言い出したのか分からない情報ではありますが。)
それでも、提出する以上は教授も目を通すことでしょうから、あまりに研究室で行われている内容との間に食い違いがあると、それだけで落とされることがあるかも知れません。
自分としても、研究計画書をそこまで気にする必要はないとは思いますが、将来的にやりたいことを見定めるためにもリサーチを行ったうえ、しっかりとした研究計画書を書くことをお勧めします。この計画書をしっかりと書くことで、自分が興味のあることを再発見することが出来たり、また、ほんとうにその大学院に進むべきか自分に問い直すことが出来るかと思います。さらには、その大学院でないといけないというモチベーションを高めることが出来るかと思います。大学院入試では自分の熱意をいかに保つことが出来るかが鍵かなと思っています。
その熱意が教授に伝わることもあるかも知れませんし、また一度自分の中で整理出来ているので面接での応答を自分の言葉で伝えることができます。是非、しっかりとした研究計画書を書いてみてほしいと思います。
この出願で、大学院入試をするという決心を固め、自分の進路を定めることを意識してください。
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