以前、夏休みに旅行した瀬戸内海の直島・豊島の旅行記を今さらながら残しておきたいと思います。
まず、瀬戸内海の島々への行き方は、「岡山からのルート」と「香川からのルート」があります。岡山からは山陽新幹線を利用して島に入り、香川からは飛行機で香川空港に行き、船を利用して島に乗り込むことになるかと思います。今回は飛行機を利用して、香川経由で島へ向かいました。
香川までは飛行機で、香川から豊島までは船を利用しました。LCCも就航しているので、学生は助かるかと思います。東京からのフライト時間は1時間弱であっという間につくことが出来ます。香川空港から高松市中心部へはことでんバスというシャトルバスが出ており約40分で着くことが出来ます。朝に出れば、午前中にはついてしまうという距離感は意外でした。高松市内には丹下健三の旧香川県庁舎や香川県立体育館など著名な近代建築が残っています。島に入る前にこれらを回って見るのもいいと思います。モダニズム建築を十分に堪能してから現代建築を見に行ってみてください。
瀬戸内海の島々
瀬戸内海の島、特に直島と豊島には有名建築家の作品が数多くあります。さらに芸術作品も多くありとても魅力的な島です。直島・豊島へはフェリーが出ていますが本数はそこまで多いとはいえず曜日によって時刻表も変わるので、そこは注意が必要です。自転車で回ることになるかと思いますが、回るだけで新しい発見が次々とあって非日常を楽しむ旅行にはうってつけだと思います。下記に、島にある建築のプロジェクトを書き出してみました。これ以外にも多くの建築・芸術作品があります。是非旅のご参考にしてみてください。
直島にある建築・プロジェクト
海の駅「なおしま」 SANNA
直島ホール 三分一博志
地中美術館 安藤忠雄
李禹煥美術館 安藤忠雄
家プロジェクト (古民家を改修し現代芸術家が空間を作品化した7つのプロジェクト)
直島パヴィリオン 藤本壮介
豊島にある建築・プロジェクト
豊島美術館 西沢立衛
豊島横尾館 永山祐子
豊島八百万ラボ 成瀬友梨 猪熊純
檸檬ホテル 岡野道子
どちらの島も魅力的な作品がほんとに多いです。一つの島に1日かければ回ることはできますが、ゆっくり美術作品を見たいのならばもう少し時間に余裕を持たせたほうがいいかもしれないです。島内はレンタルの電動自転車で十分に移動できる距離で、島の自然に触れることが出来ます。海・森・芸術と旅行を楽しくしてくれる要素が多く揃っています。夏休みなどの長期休暇を島で暮らしてみてはいかがでしょうか。
建築巡りをした記録を残しているのでもし良かったらご覧ください。
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