フランス建築旅行記~マルセイユ編~

フランス南部の中心都市マルセイユの建築旅行記を残したいと思います。

マルセイユは地中海に面し観光で訪れる人も多いほか、パリの次に人口の多い都市でもあります。

そんなマルセイユは紀元前600年頃の植民都市が始まりで、ギリシャやローマなど様々な方面から影響を受けており、多様な文化が共存する都市です。

目次

マルセイユ大聖堂

5世紀最初にこの地に建てられた後、12世紀半ばに再建されました。その後、修復と増築を繰り返し1852年から1893年に建築家レオン・ヴォードワイエの計画によって建てられたのが今の姿になっています。ローマ・ビサンチンスタイルの教会。

マルセイユのユニテ・ダビタシオン

コルビュジェの「輝く都市」の都市計画の理想に基づいて建てられた5つのユニテ・ダビダシオン(計画のみで終わったものは7つ)の中で最も著名なもので、世界遺産「ル・コルビュジェの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献」を構成する作品の一つです。

 MuCEM(欧州・地中海文明博物館)

ヨーロッパと地中海の文化をテーマにした旧港に建てられた博物館で、アルジェリア生まれフランス人建築家リュディ・リコリによる設計です。写真のように歴史的建造物の埠頭と結ばれている115mのコンクリートの橋も大きな特徴です。

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