「藤村龍至展 ちのかたち」@TOTOギャラリー・間

ずっと行きたいと思ってたTOTOギャラリーで開催されている建築家であり東京藝術大学で教鞭も取られている藤村龍至さんの展示会に行くことができました。(本当は講演会も行くつもりだったのですが行けませんでした。。)

乃木坂にあるTOTOギャラリーの展示会は、いつも自分の気になる建築家がテーマに開催され、いつもワクワクさせられます。

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3階の展示スペースには15にも及ぶプロジェクトが展示されています。

形態の思考がさまざまな角度から張りめぐらされている様子が見て取られました。

そのスタディの量の多さも圧巻的で、どの部分が変更されているのかを間違い探しをするかのように探していました。

藤村さんの言う「超線形的なプロセス」と「進化的かつ統合的なプロセス」については、展示室に書かれている言葉とスタディ模型を同時に見ることで腑に落ちた気がします。

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特に、藤村さんの2017年の作品であるOM TERRACEについては形態の変化が様々な方向から一つへ向かって言っていることが良く見て取れたほか、スケールを大きくするタイミングも設計プロセスの上で重要な点であると感じました。

大きいスケールの模型を作っている時点でもその一つ一つの模型間には大きい差異があるようにも見えました。

展示作品を置くためのテーブルや外部に展示されている「離散家具」については、自分自身の理解があまりなかったので、時間があったらよく調べてみたいとおもう。学生と共同でワークショップで作成したものという認識であっているとは思うが。

マルシェが行われていた様子も観てみたいと思う。

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 4階には映像作品とともに堀川淳一朗さんによる「Deep Learning Chair」も展示されています。この作品はGoogle画像検索から得られた「椅子」のイメージから形成された椅子で、AIによる設計手法の確立の可能性を感じました。

前回の平田さんに続き、独自の建築論を確立されている方とあって、とても興味深い展示であったが、まだ自分の理解が追い付けてない感が否めない。講演会への参加もセットとして展覧会は見るべきだなと反省しています。

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次回の田根さんの展示会の際はちゃんと講演会も行こうかと。

過去のTOTOギャラリー・間の展示についても記事にしてます。

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