「やりたい」ことを「やれる」ひと。

今は、何でも自粛を迫られる状況であるが、こういう時間が出来ると普段は出来ないようなことを始めたくなってしまう。(昔からの性格でもあるけれど笑)

多くのプロジェクトが同時進行で動いている時には、なかなか手を付けることが出来なかったものが数多くあって、そういうことに手当たり次第がむしゃらにぶつかっている状態。語学や資格を学んだり、建築雑誌を読み漁ったり、諸々の設計活動をしたりなどこれまであまり時間を使えていなかったものに時間を使っている。

この性格は昔から変わっていなくて、急に暇になり、時間が意識せずとも流れていた状態から抜けると、いろいろと「やりたい」ことが湧くように出てしまう。結果的に、前よりも忙しくなるのだけれど、気持ち的にはあくまで暇つぶしの感覚で要られて気は楽になれる。この性格は自分にとって良いものだと思っていて、建築という一つに固執するだけではなく、より幅広くの知識や教養が求められるからである。(かなりポジティブに捉えているけれど、あながち間違っていないと信じたい。笑)。実際、卒業設計が終わり新しく研究室のプロジェクトを始めたときも、大きな一つの仕事を終えて早く次のものに取り組みたいという感覚だったと思う。連続する流れの中に大きなすき間やブランクを作りたくないという現れかなと思う。

こうやって、暇になったときに新しく始めたいことは、心から自分がやりたいことであることが多いなという感じが、経験上ある。建築をしていると先のことはあまり分からなくなってしまいがちで、多くの人もそうだとおもうが、進むべき方向が分からなくなった時には大切にしたいと思う。今のやりたいことをやり続けれるような人になりたい。

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